ランマ。

ところでふと思ったのだけど、あの「東京ドーム公演」に際して、事故後のランマ自身がそもそも出ることを躊躇した、なんてことはあり得なかったんじゃないかしら。
えーとつまり何が言いたいかというと、落っこちた当日や翌日なんかは本人も周囲もだいぶへべれけだったかもしれないけれど、たとえば本人の意識がしっかりしてきて、たとえば事態が飲み込めてきて、たとえば日にちが迫ってきた、その時に。彼が


「(出たことによって)死んでもいいから出させてください」


と言わなかった保証はどこにもない(独断 妄想)。


もちろん、お医者を始め関係者は誰もが「出られなくて当然」というところからスタートしたに違いないとは思うけれど、ランマが「這ってでも吐いてでも事切れたとしても出たい」と言ったとして、それを「出してやらない」と決めた人(=團長)こそ、断腸の…あっ(恥)。


ふざけている場合ではなくて、あの東京ドームは、やっぱり見に来ているお客のためである以上に、「出させてやらなかった」ランマに捧げたGIGだったのだろうなぁ。だからこそ、やるしかなかったんだろうなぁ。そして、やるなら徹底的にやっちまうしかなかったんだろうなぁ。そういうことだったんではないかなぁ。

だったら、外野は外野として、その「徹底的」を、しっかり真に受けて乗っかっていくのが礼儀だったか。しまった! いや、とっくに終わった話なのだけど。そして十分乗っかってたと思うのだけど。

こうなると大阪や名古屋がどんな空気になるのか、ちょっとだけ気になるかな。でも、それってやっぱりゲスっぽいか。気を遣ってる場合じゃないんだけどさ。要するに、「見届けたい」というのか。青いなーオレ。もっとも、行きようもないのだけどさ。