負けよう!

あはははははー! そうだ、もうやっぱり負けてしまおう! 氣志團ちゃんに、全面降伏!


−−−寝不足のループから少し解放されて思い至った先は、何処までも青い空のような開き直りだった。


ここ数日間と言わず、ずっとチマチマといろいろ團長たちに思いを馳せていたのだけれど、なんと当の本人たちはその頃「あらよっと」てなもんで、ぷらーっと福岡あたりに遊びに行っていた(27日現在)。もう、みんなが「最終章のその次は?」とか「解散はとりあえず免れたらしい」「でもツアーは未定!?」などなど悶々としていたところに、小出しな連続技のインタビュー+アホ能天気なこの展開。もしや團長、大石内蔵助クラスの計算、それとも…? 


ともあれ、今私は思っているのだ。ひょっとして、この面白い皆さんたちは、今後これまでとは全く違うベクトルで、ものすごい「人気者」になっちゃうかもしれない…ってなことを(ドキドキしても敢えて断言)。


人気者。その心は、これまでの「知ってる人しか知らない氣志團」ではなく、誰もがジェネラルに知ってる氣志團。裾野が広がる氣志團。今までとは違うメジャー感のある気志團。もちろん、根底にある熱いハートやパフォーマンスの基本は、今までのYUNKな魂と何ら変わりはないはずなんだけど、もっとこう、見え方が変わってくる氣志團。敢えていうなら「国民的アイドル 中学ン時の同級生」みたいな、そういう存在に変化しちゃうかもしんない(ドキドキし続けてもやっぱり断言)期待感。マジ、バンドとかミュージシャンみたいな「括り」が意味を失うかもしれない、そんな気がしてきました。え? そんなことはもう『Rockin'on JAPAN』やら『smart』やらで團長自ら宣言済みですって? いやいや、いいのよ。単なる私自身の印象ですから。
とにかく、昨日の特設Blog(http://kishidan.livedoor.jp)あたりでの、あの気楽な旅っぷり(と松の揺るみっぷり)を見ていたら、(團長さえいれば)もしかしたら團ちゃんたちは、そういうところへ本当に飛んでいけるのかもしれないんじゃーん、いう思いが、漠然としたイメージからまさに確信に変わったのです。って、團長がもう既に語っていることばかりだから自分が書いても何の説得力も生まれないんだけどね。でも本当にそう思ったんだよー、松の赤ら顔でさー。だからそれで何で、って詳しく書き始めると、また夜が明けちゃうんだけどさー。


例えば、團長のこんな言葉(ぷいと出ただけかもしれないから、今さら言葉尻を捕まえても悪いけどね)。

ぶっちゃけ、ある意味、お互い辛抱の年になるかも知れないなぁ。

初めは、「そうか、ツアーも決まってないってことは、今年はスタジオワークの方が多くなっちゃって、会えないフラストレーションが溜まっちゃったりするのかもな〜」なんて思っていたのだけれど、辛抱ってのはつまり、露出が少なくて寂しいからの辛抱、てのとはむしろ逆の方向で。もう、出過ぎちゃって見え過ぎちゃって、でもGIGがなくって、どっちか言うと「あの頃のお前らにアイターイ!」と言われがちになってしまう、そういう辛抱なのではと。うむー、返す返すも後出しになっているのが恥ずかしいけれど。


世間的に見たら、こんなのはまだまだ「とあるひとつのバンドさんと、それを好きな愉快な仲間達」の閉じられたムーブメントかもしれない(ってもうちょっと凄いのかしら、実際は)。けれど、これまで「既成事実」でもってメイジャー感を演出してきた團ちゃんたちが、いよいよそのポテンシャルで(キャラで、とも言い切れそうで不安)もって中央に押し出される時代が来るのかもしれない、と冗談抜きで思ってしまっているのです。ですです。
音楽的な分析なんてのはできないししないんだけど、新曲のコトと次第によっては本当に、そんなことになるかもしれない。そして、團長が言うように、ある日街をプラプラ歩いていたら自然に團ちゃんの歌が聞こえてきて、「誰コレ?」「氣志團!」なんてやりとりが聞かれる…ことになったりしたら、とても素敵だなーと思ったりします。そうしたら、きっととても誇らしい気持ちになる…んじゃないかなー。


いよいよ、氣志團を「正視していい」時代が来るのかしら。ソレちょっと怖! 
しかし、とにもかくにも3月2日が待ち遠しい。本当に震えて待つよ、オイラは。