ドラマ「僕たちの戦争」

大東亜戦争末期」「特攻隊員」「タイムスリップ」「訓練機の事故」「妹(の写真)」「終戦記念日」「おなかの子ども(新しい命)」…………単純に数えてもというか、数えなくてもというか、何しろ共通項の多いこと多いこと。いや、共通項が多そうだな、とあらかじめ思ったからこそ敢えて「見よう」とも思ったのだけれど、いざ見終わってみると、話の筋は筋として、「ほほほ、本当にいいんかいな?」と思うほどに、馴染みのあるディテールが多いドラマでした。ええ、ブルーハーツに至るまで。ホント、いいんだろう、か? どうなの?? 


とはいえ、お話を2時間という枠に収めるために、同じ要素を敢えて同じように使った、ということだって考えられなくもないし(ポジティブシンキング)、作品の本当の言わんとするところを知りたいと思ったら、それはやはり原作に当たるべしなんだろう。しかしながら、私はもう一つの作品の方に一時期かなりパワーを使ってしまったので、今回のこちらの作品はそこまで追うこともないだろうな。
そういえば、昨年の夏はあちらの作品の方もテレビ版が作られて、それはそれで期待をしたものだけど、始まって3分も経たないうちにそれは「テレビ」というものに向けてしつらえられた全くの別作品であることを痛感し、結局最後まで見ることはなかったのだった。そう思えば、きっと今日のこのドラマも(共通項の話も一切考えないこととして)きっと何かの「別物」であるのだろう。そう思いたい。


うーん。


昨年の公演を見て、キャストの問題というのは大きいのだなあと思ってしまったことで、今年はもうチケットも取らなかったのだけど、ちょっと不完全燃焼。だからといって、見にいって完全燃焼するかというとそれもまた……なのだけど。ちょっといろいろ難しすぎ。


そういえば、落雷に遭ったHDRは(※本当に落雷していたのだ!)、過電流のプロテクタが働いたとかで、中味は無事でした。ホッとした……!!!