「白鳥の湖」レニングラード国立バレエ@東京国際フォーラム

ここ何年か、年明けはレッスンの仲間とともにレニングラード国立バレエの新春公演で「舞台(劇場)初め」をすることになっている。去年はたまたま四季の『cats』にしたのだけれど、残念ながらそれはわたしたちの中では定着しなかったようだ。


今年は白鳥湖。草刈民代さんが白鳥の全幕を踊るのはこれが最後、という触れ込みもあって、鈴々(仮名)に早々に(でもないか)チケットを手配してもらった。いつもそんなに主義があって見ているわけではない---つまりは行き当たりばったり---で大抵は見に行っているものだから、草刈さんもちゃんと拝見するのはこれが初めて。先生からいろいろとお話を聞いてはいたのだけれど、なるほどなるほど、なるほどなぁーーーー。
しかし、いつもレニングラード(それもハイライト)を見るたび、アクロバティックなリフトにちょっとたじたじとするのだけれど、今日はそんな思いもせず。ただ、今日はストーリーに入り込むよりも技巧的なところに目がいってしまう日(だいたいどっちかに分かれてしまうの)で、それが自分のなかでちょっと口惜しかった。もっと自分の中で盛り上がって見たかったかなぁーというのがなんとなく残ってしまった。


それにしても昨年からこっち、白鳥づいている。意識して選んでいるということもあるかもしれないけれど、今年も白鳥は見るだろうな。あとはオペラ座のエトワールガラとルグリのジゼル(東京バレエ団)、ABT(海賊か…)、あとはロイヤルの「シルヴィア」が気になる。もちろん、Kも。今年も充実しそうな予感です。


……と書いているそばで、ずっと『ベストヒットUSA』のタイムマシンスペシャルを見ているのだけど、なんかDVD山のように買いたくなってしまっていかんがな。高校生のときに必死になって(それこそ勉強のように、あるいは勉強として)詰め込んだクラシックなロックだけれど、今ならひたすら楽しく見られそう。あれ、ちょっと逃避?