恐れるな。

家でめっきりネットをやらなくなったのは、ここ半年ほどの生活の変化のせいだけではなく、いつの頃からかとてつもなく動きが緩慢になったこのマシン(PBG4)によるところも大きい。
これを相棒にした当時にはなかなかそれなりだったスペックも、今となっては化石に等しく、仕方ないといえば仕方ないかなーと思っていた、のだが。ふと気になってシステム情報を参照したてみら、なんとメモリが256MBしか積まれていなかった。そりゃあ動かないわけだ。今時の派手めなコンテンツにとっては、非力すぎるもの…って、ん?
256? そんな最小スペックで買ったんだっけか? …? ……?

あらためて情報を見てみると、2つあるメモリスロットのうち、UPPERが「空き」になっている。べらぼうに今さらだけど、そういうことなら増設でもするかな。どれどれ、amazonを見てみると…メモリ安っ! 1GBで4000円しないのなら、2枚買ってとことん増やすしかないでしょう。

いまマシンの外装には保護と冷却の意味を込めてアルミのケースを被せてあるのだけれど、そんなわけで、それこそ買ってから「初めて」に近く、このケースを外して背面のスロットの中味を改めてみた。すると、「空き」であるはずのUPPERのスロットではなんと、


メモリが脱げていた


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スロットからほとんどはずれかかっていたメモリは512MB。何の拍子で抜けたかはわからないけれど、そりゃパフォーマンスも低下するわけだ。びっくり。念のため、上下を入れ替えて差し直してみる。お見事、今度はちゃんと認識した。
けど、ついてしまった勢いは止まらないので、メモリは発注(めでたく2GBになりました)。ついでにHDDも取り替えようかな。少なくともあと4倍にまでは広げられるらしいもんね。


「で、その後(のこのマシン)はどうするの?」


などという声が聞こえてきたが、それはわからん。
新生活を機に、立派な27インチの1体型マッスィーンもやってきて目前に鎮座ましましているけれども、どうもこの、1台を2人で使うという体制に慣れないので、やっぱりこれでこっそり更新したいな。こっそりは無理か。でもまあ、それに近い気持ち。


……さて、さわやかな季節がまためぐってきて、またしても心が少し騒ぎ出している。本当は、大風邪を拾って帰ってきた1月3日のさいたまアリーナのことも、行かなかった恵比寿のお誕生日ライブのことも、もっと細かいことも書いてみたいものだけれど、その前にまずリハビリ。そろそろ大事な手紙を書くときが来た気もするし(そのことを考えると、心が震えすぎてちょっとヤバイ)。

ボケッとしていても、疾走していても、同じように時間は過ぎていく。ならば、止まっていた時間を少し動かして、また空を切るようなあの感覚を取り戻さなければ。恐れないこと。それだけが全てを上手く運ぶカギだな、きっと。