堕ちる。

道を歩いていたら氣志團という穴があいていた。
普段は割と注意深く(というより疑り深く)歩いているものだから、めったにそういう穴には落ちないのだけど、今回ばかりは諸手をあげてすっぽりハマることにした。
やりなれない行為は、裸でプールに入るような、震えるほどの緊張感。そのくせ、そんな自分を少し気に入っていたり、なかなか悪くないなんて思ったりしている。初恋並みの堕ちっぷり。

反面、遅咲きゆえに少しでも多くの手がかりを得ようと、ネットの上を凄い勢いで徘徊するものだから、もうすでにワールド・ワイド・ウェッブの上にくまなく広がっている團ちゃんへの愛情に溢れたサイトたちを数々目の当たりにしては、眩しいような羨ましいような、こんな日記なんかやっぱり駄目だ、潰した方がいい、なんて逡巡してばかりいる。

#あ、テレビで「死無愚流呼麗苦衝音」のスポットが。いきなり耳慣れた(←早くも)声が聞こえてくると結構ドキッとするね。

自分のPCのお気に入りの中に「團」という カテゴリを作って、公式とか特設とか、情報関係のモノはまとめて入れた。そこに、毎日目を皿のようにして読んでしまうblogも3つほど追加した。ああ、こんな風に彼らを語れるの、羨ましいよな、そうだよ自分もそうしたくて始めたんだよ、何照れてるんだろうな、と思いながら今日も必死にお気に入りを読んだ。いつか私もそういうblogな人たちにコメント送ったりしてみるのだろうか。ネットを通じて、誰かと? 交わる? そんなのまた始めるんだろうか? 何だか自分の中に起こる変化の方が面白いくらいの展開になってきた。

とりあえず、バンド組みたいな。ええもう、身も心も捧げたようなコピーバンドやりたい。