雪景色六本木。

昼から友達と待ち合わせて映画。先日「知恵熱」のため反古にしてしまった約束のリベンジである。見たのは「Mr.インクレディブル」って何でーとか言わない。友達のゴチなのだ。ありがとね〜。しかし、最初に目指した時間には軽く間に合わなかったので次の回へ見送り、その間は森美術館探検。「ARCHILAB展」と「表参道2006展」をはしごする。


「アーキラボ」はかなり大規模な展示で、建築には全く疎いながらも楽しく巡回。安藤忠雄さんの作品も紹介されていてちょっと嬉しくなる。と思ったら、「表参道展」はまるまる安藤さんプロジェクトなわけでここでも大フィーチャー。しかし、こちらの方は町並みの再現や知っている範囲の懐かしい映像画像が見られたので、その面でも満足度高し。おまけのつもりだったんだけど、思わぬ掘り出し物に出会った気分で楽しめた。
同潤会の跡地、1年後の竣工が楽しみ。だって、その頃その辺りに勤めている予定なんだもの…。あとは、今年は聴くチャンスを逸していた「Merry Christmas Mr.Lawrence(戦メリ)」が、なぜかずーっとリフレインで会場BGMだったので、内容には関係ないじゃんか、と思いつつさらに高得点を付与するのであった。


映画のあとはタイ料理でオナゴ二人忘年会、もう食べまくりの喋りまくり。ついでに終電もギリギリ。もちろん計算してますから帰宅は心配ないですのことよ、なのだが、自分を差し置いて心配になったのは、ホームに入ってきた電車で既に熟睡していたお兄さん。えーと、この電車、ここで始発折り返しになりますけれど、いいの? あなた、ずーっと奥の方から乗ってきたんでないの? そんなことはお構いなく寝続ける彼。混雑してきて、人混みの彼方に見えなくなっていたのだけれど、人が引いてきて視界が開けてもまだ寝ている。周りの人も、なんとなく小突いたりして起こしているのだがお構いなし。年の瀬…無事に帰れるといいね。