追記。

そのほか、個人的に収穫だったのは、毎度懐かしいと評判の客入れSEでヒルビリーが聴けたことだ(名前出していくぞオラ!)。席を確認したあと、まずワシントンクラブ(W.C.)へ行ったのだけど、用を済ませてシャバへ出てきた瞬間、廊下に細く小さく流れていた「微熱なキ・ブ・ン」でまず腰を取られた。もう、膝からくず折れた。そして、席に座ってあらゆる曲の懐かしさにむせんでいたところへもう1回。「うひゃー!」空席2つ隣の、ヒカルの青Tを着た女の子が怪しい顔でこっちを見てた。ごめんね、気にしないで。おねーさん、この曲(を歌ってる男の子)が好きだったんだよ。大好きだったんだよ! そうこうするうち、ダメ押しで「ビシバシ純情!」。くーっ、歌えるぜーきっちりかっちり。その途中で、客電が落ちる。YEAH! こんな偶然、嬉しいじゃないか。こんなに人がたくさん入ったGIG会場のさなか、大音量で宮城くんの歌声が聴けるなんて。そしてそのまま團ちゃんのGIGに突入だなんて、最高じゃないか! サンキュー、團長。どんどん、長い年月ため込んだ澱が消えてなくなっていくようだよ(なんて、違う人のセレクトだったりして)。
しかし、20年近く経っても、まだまだ聴けるモンだねぇヒルビリー・バップス。あの頃、ちょっとだけ人に言うのが恥ずかしかったなんて内緒だよ。そうしてまた春が来るのさ。だから今年は上を向いて生きよう、たとえ椿の花がポトリコしてもね。