帰ってきました。

18日から20日にかけて大阪に行ってきました。東京を経由しようか新横浜を通ろうか迷ったけれど、隣の席の人が指定券をまとめて取ってきてくれたので、強制的に新横から。新横? アリーナ? そういえばそうだ! ポワポワポワ〜〜〜ン……と、のっけから燃費良くスタートした私の旅路だったのですが、考えてみれば1年前のちょうどこの日(18日)、かの人はこれから行く街の「高いところ」からポトリコなされたワケです。そっちの方がヒット。あれから1年。早いね。1年前のこの段階では、私の生活に「彼ら」は微塵も入り込んでいなかったのだよ。


2時間半ほどのぞみとiPodに揺られて新大阪へ。現地オフィスへ直行してさっそく力仕事。たびたびトウキョーでお会いする人、今回初めましてな人、そんなこともブッ飛ばしてひたすらに肉体労働。とはいえ、嫌いじゃないんだ。現場仕事は昔から多かったし、何より楽しいもの。ただ、次回もやるならもっと組み立てるなぁ。それにはもうちょっと自身の出方を考えておいたほうがいいなあ。ともかく、なかなか有意義だったなぁ。
そして、夜は懇親を兼ねて飲み。下戸と括って差し支えない私ながらも楽しい時間を過ごしていたらば、帰り道、宿の近くで「ホテル関西」の看板を目撃しました。あら、あれが噂の。そしてまたまたヒート☆アップ! ……といっても、別に1年前そこにいたわけじゃないのだろうけどさ。


考えてみればこの1年間は本当に「旅路」なのだった。○年前の春まだ浅い雨の日にポトリコと落ちた椿の花の色から始まって、実にいろんなものを反芻したのだ。長い1年だったけど、楽しい1年だったなぁ。そして、嬉しいことにまだまだ、まーだまだ楽しいなぁ。


「忘れてはいけないことはたくさんある」


かつてそう書いた自分の文章を、大半もう忘れてしまったけれど、多分そうなんだ。忘れてはいけないことがたくさんあったのだ。そういうものを、確かめた1年だったのだ。そして、それをさせてくれたのは間違いなくこの1年間の旅路だったのだ。ありがたいありがたい。あーりーがーたーいーねぇー。
それと同時に、忘れていいことは(多分)もう忘れた。さっきの文章と一緒に。そういうことにしてもらえると嬉しい、のだがなぁ。