K-Ballet Company : THE NUTSCRACKER @ 東京文化会館

11月は涙を呑んで従妹にチケットを譲ったKバレエの「くるみ」。先に行った友達に、「装置が立派!」「衣装が豪華!」そして「踊りが……凄すぎ!!(嘆息)」とさんざんいいことを聞かされていたので、期待値も最高潮。座席も10列目と申し分なく、思う存分のめり込んできました。いやいや、本当はまだ昨日のことも10日前のことも反芻したいのだけど……。


それにしても、装置には本当に驚きました! よく「奥行きが感じられて……」なんて言うけれども、それどころじゃない。「立体的」なんじゃなくて、既に「立体」なんだもの。もう、シュタールバウム家の居間が開いた段階で、すっかり夢の中に突入でした。正に魔法だってば。
ストーリーも、普段知ってるくるみとはちょっと違うよ、という言葉通り、別の解釈が入っていて面白かった。なるほど、これも辻褄的にはしっくり来るもんなんだー、と思いつつ、ちょっとだけ(そして卑近な)リクエストがあるとすれば、くるみ割り人形には早いところ王子の姿に戻って欲しかったなぁ。私のバヤイ、熊川氏の「演技」が大変好きなので、半分くらいの間、そのチャーミングなところが仮面の下に隠されてしまっていたのは残念だったかな。いや、そこのところは3月のデジレ王子に期待します(もう取ってある)。これまた絶対LOVE度高いに違いないもんね。


……とまあ、他にも印象に残っているところは多々ありつつ、取り急ぎメモはここまで。明日はこのイメージでもって、張り切って身体伸ばしてこようっと。うおっしゃー!