雑記。

去年の今週は横浜アリーナだったんだっけ。去年の今週も同じ場所で仕事があって、慌てて飛び出して雨の中アリーナへ向かったんだった(かにゃこさんと邂逅したのもこの時だー)。


1年経って、今年はGIGではなくて、先日亀戸で購入した新譜を聴いている。手に入れる前は、拒絶反応が出たりするのかとか、1度でお腹いっぱいになっちゃうのかなどと懸念していたけれど、ふたを開けたらそんな心配が嘘のように、実はかなり聴きこんでしまっている。聴きこんで? どちらかというと普通にずっとリピートしている、というところか。イヤになることもない、それどころか意外とツボがあちこちにあったりして、「氣志團のアルバムを聴いている」という気持ちにはもちろんならないけれど、割と口ずさみながら楽しく流している。楽しいけれど、かなしいアルバムだなと思いながら、流し続けている。


聴いていてかなしくなるアルバムだなーと思うのだ。別に、胸が痛くなって涙が止まらないとか、そんな「悲しみ」ではなく、どちらかというと無常の念に近いのだけど、儚いのか、切ないのか、「結構いい曲あるじゃん」と思えば思うほど、今がずいぶん遠くにあるような気がして、ちょっと目を細めてみたくなる。四天王(と、もう1人)ののびのびした音楽に対して、1人だけ泣きそうになりながら歌ってる人がいるな、というのも印象深い。その対比も面白くて、ついつい聞き続けてしまうんだろうか。


しかーし、単純に言うなら「面白かった!」のひと言に尽きるかな。でもこれ、リリースというよりツアーグッズとして売り出してたら、また面白みが増した気がする、なんて。曲単位ではいろいろ気に入っているのだけれど、特筆したいのはゆっき(の1曲目)かな。これが94〜95年頃にでも流通していたら、わたしきっとEPとか買ってしまっていたかもしれない。そんな気がしてならない。ポリリズムも相当後を引くけれど(笑)


さて、今日は23時就寝予定だったのにもう日付が変わってしまった。明日も去年と同じようにまた朝から現場。欲望がまき散らされたさいばーしてぃーに、早起きして出かけなければ。がんばるぜベイベー。