K-Ballet Company :『DON QUIXOTE』@新国立劇場

もうほとんど備忘録です。その割にスカラ座の方は書いてないけど(実は6月7日に行ってきました、タマラ・ロホ)。


さて、5月に『海賊』を見に行ったときにはもう押さえてあったドンキのチケット。払い戻すか否かの決定は、一緒に行くMちゃんに委ねたのだけれど、ラスタ・トーマスもいいじゃないか! ということで決行することに。でも、行って正解。果たしてつま先から「キラキラ粉」は出ていたのであった……!


しかし、S席とはいえ相当高い位置からだったので、誰彼と言わずジャンプの高さが今ひとつ実感できなかったのが惜しかったかな。そう、代役のキャスティングは良かったけれど、全体的に「惜しい」が多かった気がした本日でした。
また、大変個人的に言えば、エスパーダがちょっと小柄過ぎたんだな。大柄(すぎ?)でもいいから、というか、大柄上等! なので、やっぱりキャシディのエスパーダが見たかったなー。今日のエスパーダ(ビャンバ・バットボルト)は、『海賊』のビルバントの時はなかなか良いと思ったので楽しみではあったのだけど、遠目で俯瞰、というのが災いしたかも。や、気合いは十分伝わったので、踊りが云々とは言わないのだけどさ。


なんというか、「一点凝視主義」にとらわれなくて済む分、今日は余計なことをいろいろ考えながら見てしまった1日でした。そして、団長こと熊川氏は、何度目かのカーテンコールの時にチラッと引っ張り出されていました。手術したと聞いていたのに、意外なほど足取りが軽くて驚き。大丈夫なのかしら……。