1986+3+19 is me。

オカムラチャンドライヴズミークレェェェェェイズィィィィィー!

新曲をタワレコで予約するとインストアライブのチケットが付いてくる、らしい。という情報を手に入れられたのはネットのおかげでした。すごいねインターネット! そんなわけで、無事オレンジの小さなチケットを手に入れることができたわたしは、小雨のそぼ降るなか、シブヤへ向かったのでした。
ていうかさ、渋谷ってこんな甘酸っぱい街だっけ? もう、劇場とかなんとか、明確な用事でもなければ滅多に立ち寄ることもなくなった場所。それが、久しぶりに歩こうかな、と思って降り立ってみると、なんかもう歩いてるひと待ち合わせてるひとみんなデート前みたいな感じで、やけにスウィート。え、単純に自分がDATE前だからだろって? まあそうかもしれない。そうに決まってるけど。


タワレコの地下にあるライブスペースは適度に広くほどよく狭く。だけど柱がデカイんだな。さて、どこで見ようかと思ったのだけれど、わたしの好きな岡村ちゃんの上目遣いは、下手側に飛んでくることが多い気がしたので、中央よりちょっと左寄りに立つことにした。それにしても、ステージはすぐそこなのに男性も多いから前が全然見えん(実際、ステージが始まっても見えなかった……)。


19時を少々回ってついに岡村ちゃん登場。うおーーーーーーーーーー! と思ったのもつかの間、弾き語りのためのエレピに向かってしまったら、本当に見えない。真剣に見えない(笑) となりの女性に「見えませんねー」と言ったら「ここ、ここのへんがチラっと(見えます)」と、生え際の辺りを示してくれた。あっ、アレ岡村ちゃんのおでこ!?(笑)
1曲目は、「タワレコ☆baby」ってことでいいのかな。「最近のぼくは真面目に働いていて、毎晩孤独な夜を過ごしてる」なんて歌ってたけど、ひょっとして自分、「オレはお前の彼氏になりたいんだ!」とか歌うひとが好きなんじゃないかと(そんなこと歌うから好きなんじゃないかと)思ってしまった。そうだろ?(笑)*1
途中ギターに持ち替えて、いろんなカバーを聴かせてくれたけど、姿は見えないながら(くどい)「声」は健在でした。うひょ。凄いね、どんだけ振りに聴いたんだろなぁー。


一旦捌けて、ステージは後半戦へ。ピアノは片づけられて、ダンサーの男の子たちが出てきてからはスタンディングスタイルに。ぎゃーーーーーーー踊っとる!!!!!(笑) 
実に、この辺まできてようやく姿が見えたわけですが、アハッ。たしかにジャケ写からはちょっと時間が経った感があるけれど……かにゃこちゃん、大丈夫! 自信持ってお勧めできることがわかりました。格好いいから安心して!!(笑)
しかし、歌ったり踊ったりしている岡村ちゃんはもうなんか宗教者というか求道者のようでした。以前もどこかで触れたような気がするけれど、明和電機のノブ社長が「ビジュアルがあって、音楽がどーんと鳴れば、もう宗教なんですよ」*2と言っていたのをつい思い出す。岡村ちゃんのこれはもう、祈りなんだろうかなぁ……。


そして本日とにかく出色だったのが、「どぉなっちゃってんだよ」から「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」のラスト2曲。このアレンジすげぇーーーーー(欲しいーーーーー)!!! 
とととにかく、凄いかっちょいいこの2曲で、完全に打ちのめされました。帰り道、すごく思い出したくてプレイリストを再生したけれど、あのアレンジの記憶をどんどん上書きしちゃうのが勿体なくて仕方ない。うわああんもう一度聴きたい!!!


それにしてもインターネットって凄いよね。いまそこでOn lineになっているフレンドの実在を信じたくなる。全てのサンキューを0と1の羅列に託して贈ります。ありがとう。

*1:ていうかどっかのターザンボーイも見に来てたらいいのに、とかつい考えちゃう自分がちょっと情けない。

*2:調べたら凄い意訳だった……が割愛。エーデルワイスのときのインタビューより