復活と告白の予感。

3年前にコロリと穴に堕ちたときも、言い訳がましく「音専誌というのは本当に買わなくなって……」と書いたものだったけれど、実際音楽の雑誌なんて滅多に読まなくなっていた。よほどのこと(たとえば某長の人の可愛い写真が載ってるとか---)があればコレクション的に買ったりもしたけれど、なんだろうな、インタビューとか、もうそんなに興味が湧かなかったりしていたのかな。読めば読んだで楽しむくせに。


そんなわたしが、またしても「お目当て」のために雑誌を買った。うひょ。何って、「岡村ちゃんが表紙」の『BARFOUT!』*1です。ていうか表紙ってなにソレ。スゴーいスゴーい。


内容は、対談と単独インタビューとの2本構成だったのだけど、これ、もしわたしが読んだとおりのテンションで行われたものなのだとしたら、とても穏やかでいいインタビューだよなあ(そしてやっぱりちょっと、地面から何センチか上を歩いてる人なんだなぁ)。
インストアライブのときの緊張の面持ち、その後テレビで見たときの一分の隙もない表情に、若干その心情を慮る気持ちがなくもなかったわけだけど、多分……(また妄想レベルだけれど)ツアーは悪くないんではないかなー。ちょっと想像だにしないような、ブッ飛ばしのDATEが見られるんじゃないか、というような気がしてくる。


これからの活動を、すごく速いタームでやっていくことが、ひとつの指針の表明でもあり、メッセージでもあるって感じなんですね


という一節に、こっちもつい頷いてしまう。「〜♪」って、つい口笛が出ちゃうんだけど、べつにふざけているわけじゃなくて、「じゃあ、楽しみにしとくね」って感じ。


復活、か。
全然もっと矮小なレベルで、わたしもいまフッカツという言葉を使っているけれど、たしかにその時、「どんな顔していいかわからない」ってことはあるんだな。けれど、照れてちゃ置いていかれちゃうんだよね。「いやぁ、でも」なんて前髪をいじっている間に、みんなの興味なんてあっという間に過ぎ去ってしまう。そのくらい風景はどんどん変わっていく。だから、そのことを忘れないようにして、ちょっとあごを上げておくくらいが丁度いい。
多分みんなとてもナイーブ。お互いの照れ臭さのことはよくわかった上で、風景に負けないスピードを保ってる。だから、恥ずかしさを押し隠して前に出ないといけない、のよね。うーん、こんなこと考えてたら、なんか他の文章も書きたくなってきたなぁ。

*1:今でも創刊号とラブタンのエリちゃんが表紙の号くらいはとってある。要するにつまりその、昔買ってました。えっ、その頃まさかの渋谷系