時間を止めていた男。

当初「雑記・音楽」でなんとかやり過ごそうと思ったけれど、やっぱりちょっと勇敢になってカテゴリ作ろっかなー……と思ったときの勇気は実は少し中途半端で、結局扱いきれない感じになってきたため、「ズバリ」にしました。あとでその中途半端な「いかしたアイツ」は修正します。もとい、いつか修正します。多分。
というわけで、GIGでもめったにしない(!?)、DATE中の覚え書きなど(笑)。
あとで日時別に再編集するかもしれないな。なんか指先がうろたえてる自分を感じる(笑)。

  • まず初日。26日の昼まで台風が接近してることをあんまり真剣に考えていなかった。あらまあ。「嵐の気分」とはよくいったもので、もう途中から天気が気になってるのか何が気になってるのかよくわからなくて、想定よりずっと早く横浜に向かった。
  • 今日はAの700番台。そもそも前の方へ行くつもりはなく、やっぱり「自分内定位置」がいいよねと思い下手側のちょい後方へ。BLITZは素敵なことに段差が2段なんだろうか? ステージの高さも低すぎず高すぎず。しかもZeppより丈(?)が短い! なんか幸せな景色が見られそう……。
  • といいながらも実はこの日は開場・開演が猛烈に押したのである。雨足がどんどん強くなっていくなか、時間は既に開演に近く。そして、中に入ってからも永遠のように待つ、待つ、待つ。でも不思議とそんなにブーイングは起きてなかったような。多分みんなこれから起こることをまだ本当に信じてなかったんじゃないか。そして、いよいよ期待が不安の色に染まり始める頃、客電が落ちた。
  • M1。「!!!!!!」ああ、そうだこれだ!!!! マイスペースで公開されてるタワレコのインストアライブから、その痕跡だけを拾って頭の中でつなぎ合わせて、熱望して熱望して熱望して聴きたかった重低音。ブッ飛んじゃったあのタフでマッチョなベースラインは、「チャーム・ポイント」のアウトロ(最後のとこ)から繋がる「どぉなっちゃってんだよ」。もう、もう、もう、これだけで既に80%くらい満足です今夜は……。
  • ホント、岡村ちゃんは「人を高揚させること」については神懸かり的なものがあるよね(あえて「天才的」とは言わずにいたい)。なんだろうな、なんでこんなに乗せられちゃってんのかな? しかしあの「どぉなっちゃってんだよ」のサビで持って行かれないでいることは私の場合かなり難しい。むしろ、そのために横浜東京全参戦といっても過言ではないのです。
  • ところでもう一度確認すると、わたしが岡村ちゃんのライブ(DATE?)に行くのは、実に10ウン年振り。つまり殆ど初回みたいなものなのですが、途中途中で「お召し替え」の時間があるのが微笑ましかった。翌日かにゃこちゃんとステージを見ながら「衣装替えのとき、余計な小芝居とか挟まないでもいいんだよね!!」と確認しあってしまったよ(笑)。岡村ちゃんの場合は、幕間なんです。そう、ちゃんと幕が締まるの(笑)
  • 関係ないついでに言っちゃうと、最初の衣装は黒の上下で(27日は確実に)、岡村ちゃんが踊ると裏地の赤がチラッと見える。その「赤チラッ」に「かぁっこえええええええええ!!!」と反応しちゃった自分は、「GIGの間は違う男のこと考えんなよ!」という人を十分裏切りながらも信じていた瞬間でした(笑) 團長、ゴメンよ!
  • 新曲なし。その意味は胸に手を当てて今もずっと考えてる。
  • 1日めの締めは「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」。1ヶ月前にインストアライブでぶっ飛んだ2曲(M1とM20)に挟まれて、今日のライブは終了です……というか、締めは「Out of Blue」が鉄板という話をあちこちで見聞きしていたので(ホントにもう情報疎いので)少し拍子抜け? 「あの娘」はもちろんとても好きで大切な曲だけれど、「Out of Blue」は、それこそ岡村ちゃんと出会った曲で、これまた聴きたかったのだけれど、アダマスを置いた岡村ちゃんがステージを去ると、無常にも終了のアナウンスが。
  • まあ天候も悪化の一途だし、開演40分押したんだし、金曜とはいえ平日の夜で横浜というならアンコールの余地もないのか。と言える自分は、翌日のチケットも握りしめていたからだろうなー。
  • それにしても何にしても、この日の一番の収穫は、本懐の重低音にのっけから総毛立つ思いをさせてもらえたことと、岡村ちゃんの不敵な笑顔がわんさか見られたこと。タワレコのときは、お客さんもだいぶ近いし、ハコも小さいし、なんだか凄く表情が硬い(のに時々ちょっと笑顔出ちゃう)感じだったのが、一転「おおー知ってる岡村ちゃんの顔になってる!」という瞬間がたくさんあったのが嬉しかった。想像することはたくさんあるけど、それは全て空想妄想の域を出ない。けれど、目の前の表情は本物だもんね。笑って、そして目の前で踊って歌ってくれるってのは凄いことだよ岡村ちゃん、サンキュー!って、わたし誰に向かって言ってるんだろう?


おっと、とてもとても終わらないや。27日は27日でまた感慨深いことがたくさんあって、それも別途ぜひ書いておきたい。タイトルに書いてみた「時間を止める」についても。
しかし、何故今ここで急に岡村ちゃんだったのか、本当に謎っちゃ謎なんだけど*1、琴線てのはある日急に震えたりするんだな。そういうことに、しておこう。
 

*1:わかってるっちゃわかってるけど(笑)