ももひきじゃなくてパッチじゃなくて

台風でもないのに嵐のごとき暴風雨。このわたしが雨風の音で早朝目を覚ましてしまうなんて、どんだけ破壊的な天気なんだろうという朝。雪の季節に買って履くチャンスのなかったレインブーツに、ここぞとばかり足を通し、水たまりの上も軽やかにジャンプして夜は稽古。もうじき真子先生を想う舞台もあって、そこはかとなく物思う日々ではあるのだけれど、それよりも何よりも、1年先を見越して新しい踊りがもう始まっているのである。


うおーーーーーーーーーーーーーー!!!!!


もう、もう、もう、この音だけで涙腺のダムが決壊しそう。本格的なバレエ・ブランは初めて。しかも全幕でできるなんて思いも寄りませんでした。どうかどうかこの1年がつつがなく過ぎて、自分ももうちょっとマシになりますように。

誰がなにをやるのかな。自分は何になるのかな。本当は先生と一緒にやりたかったなぁ……というのは、わたしだけが思うことではないのだけれど、あの夜を滑空する踊りは誰がやるのだろう。それが今からとても楽しみです。がんばろうっと!