MOBILE ART IN TOKYO

自分では全くノーチェックだったシャネルのMOBILE ART。たまたまボスが誘ってくれたので鑑賞が叶いました。約40分間、MP3プレーヤーのナレーションに従ってカプセルのような会場を移動する展示。自分のペースで見たい、という欲求は意外にも生まれなくて、本当に「導かれるままに」旅してきた感じ。いや、本当を言えばもう少したくさんの作品に触れたかったような気もするけれど、それでもmobileという語感そのままのコンパクトなインスタレーションは、過不足なくひとつの世界を形成していたと思う。最後の、オノヨーコの作品には、今後も祈りがつながるように、お願いをしてきました。

そういえばここ最近はあまり美術館にもギャラリーにも行っていなかったので、久々に頭の毛穴が開くようなこの感覚はちょっと気持ちがよかった。いろいろな方向へ自分を解放したくなっている今日この頃なので、面倒がらずあちこち足を向けるようにしようかな。というか、しないとな。


それにしても、日曜日にボスと原宿を歩く、という行為がそもそも20年ぶりで、それもかなり新鮮でした(笑) あの頃ここで毎週毎週何百というバンドがライブをしていたなんて嘘みたいだよね。その人混みのなかで、わたしもボスに出会ったのだよな。そして、その出会いが今の自分に、確実に繋がっているのであるからまた面白い。お互い大して変わってないような気もするのだけれどさ。
最後は、催事のために音を確認して終了。よかった、オッケーでました。この出会いもまた、次へ繋がっていくといいなぁ。