復活・武道館場所、一日目。

さながらそこはKISSESと氣志團が相まみえるタイマンの会場、すなわち…



土俵


でした


というさりげないネタバレ(遠い)は置いておいて、とりあえず。


もう何年も前から、「小芝居なし」「遊びなし」の、「ゴリゴリの氣志團」が見たい、と言い続けて来て、果たして今回それが叶ったわけですけれども、徹頭徹尾音楽だけ、小芝居や映像寸劇や外野陣といった余計な要素の何もない、丸はだかの、文字通り360度〈丸見え〉の彼らの、「ゴリゴリ」のGIGは、実はもうずっと今まで見せてくれていた「いつもの」GIGと、真髄は何も変わらないのだ!!! というのが、今回の一番の感想でした。

そうなんだ、ついつい目先の演出に気を取られて、そういうものばかりが記憶という名のざるの中に残ってしまうから、「あれがなければ…」「音楽だけなら…」と不満(?)を募らせていたけれど、それがあったってなくたって、GIGはこれまでもずっと、100000%のロックンロールで満ちていたのでした。

…そんな簡単なことも、わからなくなっていたんだなぁ。


3年ぶりの逢瀬はそれはそれは刺激的で、初々しささえ湛える、襟足のすっきりとした世にも美しい(史上最高に好み)ゼント姿の團長は、何というか、3年間という驚くべき空白を、瞬時に沸騰・消滅させる魔法を、いくつもいくつもくり出していました。


参った。完敗です(笑)

明日もいい夢見させてもらいます…!