日の当たるところへ。

カイシャの行く末に全く未来は感じられないけれど、順調に仕事は忙しい。
今日は出社してジャムのお手伝い。現実逃避とも一説には言う(笑)


外の空気がすっかり夜に変わった頃、彼女と息抜きにコンビニへ行きがてら話したことは、図らずもここ最近の自分が思っていることに近かった。


「明るいところへ行かなくちゃ」


ギョーカイが日かげなわけでも、ジャンルがニッチ過ぎるわけでもない(ことはないか)。しかし、確実にあるこの「日の当たらない感じ」。いつの間にか皮膚から浸潤して体中を冒してしまう強烈な負のパワー。もはやそんなものに精気を吸い取られている場合ではないのだ。一刻も早く、日の当たる、暖かい場所へ飛び出さなくては。そして、眉間に滞留する邪気を洗い流してしまわなくては。


   *   *   *


「思い」だすといろいろなことがシンクロを始める。
1年前に次から次へと開けていた扉は、今もそこにあった。わたしがノックを辞めただけで、扉は引き続き開かれるのを待っていてくれたのだ。だからわたしは、改めてノブに手をかけ、明るくその戸を押し開ける。


と、いうことは


止まっていた歯車も早晩きっと動き出すに違いない。自分の中でどんどんイメージが鮮明になって、「そうなるしかない」映像が見え始める。そして、この「ゴールの映像」に向かって、ブーメランのように(一見関係のないような)行動を放り投げるときが実は一番楽しいのだ。放たれた翼が加速度を付けて「結果」に向かって収束していく感触。ゾクゾクする。あとは、起こりうる結果を恐れずに楽しむこと。たとえ自分の「成せる技」の領域をあっけなく超えていたとしても、恐れないこと。


ちょっと盛り上がってきた……かな?